2011/12/21

Save Jisui! 自炊を守れ

作家・東野圭吾ら"自炊"を代行するスキャン業者を提訴 http://nico.ms/nw166149
「電子書籍は存在からして認めてません。本を買って自炊した人も盗っ人です。でも個人的自炊は合法だから仕方ない、とりあえず大規模な業者から訴えます。質問書で脅しをかけたけど、念書書かなかったやつらから見せしめね。」
こりゃ金出す気がおこらんなぁ。 何が悲しゅうて金出してまで盗人扱いされなあかんねん。
電子書籍やDRMでも同じ問題がある。同じアルバムを聞く、同じ本を読む、それだけなのに、別の再生システムを使うというだけの理由で、同じデータに何度もお金を払わないといけない。次々と世代交代する再生システムに合わせて、延々とお金を取られる。
レコード・CD・着メロ・iTunes Music Store。VHS・DVD・ブルーレイ。これを繰り返しているうちに辟易としてくる。僕はいったい何を買っているのか。どうせ「僕のもの」にならないんだからレンタルでいいじゃないか。そもそも、一度はお金をはらったんだから、今度はダウンロードしてしまえばいいじゃないか。そもそも、最初から金はらう意味なんてないじゃないか。
僕はまだ、この途中の「どうせ自分のものにならないんだから買わない、もしくはレンタル」というところで踏みとどまっている。しかし、昔ぼくが、「ダウンロードすればいいじゃん」と悪びれずに言う人に対して抱いていた嫌悪感は、もはや無くなった。それどころか、共感すら覚える。
複製権という考え方が、出発点として間違っていたことは明らかだ。しかし、法体系を根本から変えるのはとても時間のかかる、困難な作業になりそうだ。
それだけでなく、電子書籍そのものに激しい嫌悪を示す作家が多数存在する時点で、この問題は社会・法・経済システムだけの問題ではなく、文化の衝突の問題でもある。法的に落ち着くまでには、長い長い長い時間がかかるだろう。
でも私は、情報への自由なアクセスを大切にしたい。
最低でも、データにお金を払った人は、その情報を好きいじり倒す権利をもち、その権利は死守されなければならないと考えている。
とりあえず抗議として、私は浅田次郎・大沢在昌・永井豪・林真理子・東野圭吾・弘兼憲史・武論尊は読まないことにする。もともと小説はほとんど読まないのだけれど :P

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